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2007年 香港ファーファッションフェア レポート


 2007年香港インターナショナルファー&ファッションフェアーは昨年と同じ香港コンベンション&エキジビションセーで2月26日から3月1日までの4日間開催されました。
主催の香港毛皮業協会の発表によりますと107社の協会会員とアルゼンチン、カナダ、中国、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、イタリア、韓国、ナミビア、ロシア、スペイン、スェーデン、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリスから計132社が出展しています。
海外出展社が3年前の約2倍になっていることを考えると、いかにこの香港ファーフェアーが世界的に重要な位置づけになっているかを証明しています。
今年のフェアーは 暖冬の影響でピークの昨年と比べると、バイヤーは少なく感じられましたが、やはり高級品を扱っているメーカーのブースにはバイヤーがいつも賑わっており、中低級品を扱うメーカーとの差が出ていたような気がします。
昨年同様 近年の消費国がロシアやヨーロッパが主になってきている現状で、刺し毛ミンクのアイテムが多く、ミンク本来の良さが十分に生かされているのを見ると、日本でもこの正統派刺し毛ミンクの復活を願いたいものです。
只、この刺し毛ミンク の対極に、また別のすばらしい要素を持つミンクが存在しています。
高度なテクニックを持つ作り手によってミンクという素材なのに、全く新しいファー素材に進化してしまう。そんな印象を持つほどミンクが持つ才能の奥深さをあらためて感じます。
ある意味特殊な毛皮以外すべてミンクでカバーできるのではないかと思うほど可能性を感じてしまいます。
細かいプリントを施したり、色抜きそして色付けなどのテクニックで今までにない色を表現して、且つそれが人工的でなく とてもナチュラルな風合いで 新しいファーに仕上がっています。
又、好みは分かれるかもしれませんが、毛先に銀粉を拭きつけて光らせたり、レーザーカットでの模様やハーフシェアードなどの表面変化の処理も色の変化と合わせて各社独自の提案がみられました。
ビーズやラインストーン、スパンコールなどを上品に取りいれたアイテムも多く、ひとつの傾向になっています。
ミンクとラム(主にスワカラ、ロシアンブロードテール)のコンビも非常に多く、昨年来の傾向は変わっていませんが、より凝ったデザインで高級感のあるアイテムが目立ち、キッドやチキアンラムなどの素材もカジュアルな使い方で多く出展されておりました。
トリミングで特に目立った素材はやはりシルバーフォックスで、原色から染色、漂白、プリントと様々な色で、その長くて弾力のある毛質がすばらしく多くのアイテムで使われており、またゴールデンアイランドフォックスがとても上品なトリミング素材として高級感のあるアイテムでした。
流行りのクロコのベルトを使ったアイテムやミンクの皮面にクロコの型押しを施すなど凝ったアイテムも目を引きました。
メンズ用アイテムも年々多くなってきています。
日本向けとしては今のところオーソドックスなデザインで素材としてシェアードミンクなどが多いですが、間違いなくメンズファーはバリエーション、ボリュームとも今後増えていくでしょう。
今回はミンクという素材の持つ高い可能性に魅せられた香港フェアーでした。


     
    香港毛皮協会(HONG KONG FUR FEDERATION)

      
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Michelle


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